こんにちは。
プレイボゥの太田です!
早速余談となりますが、私はプレイボゥの創立者である故森山敏彦先生に憧れて、犬業界への門を開きました。
その故森山先生に憧れると同時に、実は故森山先生の愛犬ボイシーくんにも心打たれていたんです。。(笑)
そのボイシーくんをご紹介させてください。

おれ、ボイシー。
この写真は10歳を超えているのでお顔は白くなってきていますが、イケメン度合、皆さまに伝わりますでしょうか(≧▽≦)?
さて、そんな前置きもほどほどに…!
前回のブログでは、実家の愛犬メイの社会化のために!と一緒にドッグランへ行ったところまで書かせていただきました。
本日はその続きです。
メイは行った先のドッグランでは、見知らぬ犬に追いかけられ、その時以来お散歩で犬を見ると震えるようになってしまいました。
後から考えてみれば、もっと慎重に他の犬と会わすべきだったのです。
ドッグランという場所が悪いということではなく、犬とほとんど会わせた経験がない犬には少しずつ他の犬に慣らす必要があったのです。
当時私が通っていた犬の学校では、外部講師として故森山敏彦先生(プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー創設者でもある故森山名誉校長)が来られていて、先生のもとでトレーニングを学び、先生が経営している犬の保育園(現在の犬の保育園PLAYBOW)も定期的に研修に入ることが出来ました。
色々な犬についての勉強を学ぶうちに、自分がドッグランでしてきたこと全て、メイに申し訳なく、後悔の気持ちでいっぱいでした。
それ以降、メイに何が出来るのか、これから十数年生きる中でどう楽しく生活が出来るのか必死に勉強しました。
そんなとき犬のトレーニングの勉強の中で、森山先生から「クリッカートレーニング」を教わりました。
クリッカーとはカチッと金属音が鳴るトレーニング道具で、犬を褒めるときに使うものです。詳しくはまたの機会にご説明しますね!
メイはオヤツが大好きなので、クリッカーを使って基本のトレーニング(オスワリ、フセ、マテ、オイデなど)から、トリック(芸)、ドッグダンス、アジリティ等、色々勉強してきました。
そんな中でも得意中の得意は「アイコンタクト」!
名前を呼ばれたら人の目を見るというコマンドですが、「見て♪」と指示をするとよそ見をせずに1分ほど集中出来るまでに。
そこで犬がやって来たら「見て♪」の指示で、私の目をみたらクリッカーで褒め、オヤツを毎回あげていきました。
と同時に、体の震えも少しずつ落ち着いてきたのです。
そしてある日、メイと一緒に歩いていると同じ前方を向いていたメイが私の目をジッと見つめてきました。
すぐに、周囲を見渡すと数十メートル先に犬がいました。
犬がいるこの状況で自発的にアイコンタクトをしてきたことはなかったので、最初は偶然?と思いました。
でもまた次の犬の時も自発的にアイコンタクトをしてきたのです。
しかも嬉しそうに!
この時メイは、他犬に対して怖い気持ちはあるものの、私がして欲しい行動を学習し自発的にアイコンタクトをするという行動に出たのです。
そして目を輝かせて私を見る表情は明らかに自信に繋がったのだと確信しました。
その後も、いつどの状況でも犬が現れると自発的に私にアイコンタクトをする行動の頻度が高くなってきました。
犬のトレーニングの勉強をして数か月かかりましたが、毎日の積み重ねが結果に繋がり、とても嬉しかったのを今も覚えています。
そして習慣になってきたところで、オヤツを少しずつ減らし、徐々に褒めるだけの時もあったり、オヤツをあげる時もあったりとランダムにしていき、最後にはポケットに2~3個オヤツを忍ばせ、余らすこともあるくらいになったのです。
またまた続く。