犬の社会化とは

犬の成長に必要な【社会化】は、犬と暮らす中で必ずやってあげたいトレーニングの1つ。

愛犬を迎えたら、大切な家族としてお互いがストレス少なく一生一緒に暮らせるよう【社会化】を行うことがとても大切です。

社会化とは?

子犬が成犬になってから経験するであろう物事に慣れ親しませること

犬も人と同じように幼犬期、若い頃が大切です。

生後3〜12の間に適切な社会化を行った子犬は、将来的に発現する問題行動頻度()が下がると言われています。例えば人への恐怖反応が低くなり、新しい環境や刺激に対しても逃げる・怯えるなどの回避行動をとる頻度が劇的に下がると言われています。(Scott & Fuller, 1965)

つまり、犬が成犬になってから人間社会でストレス少なく過ごすために、犬を迎えたら行うべき最初のドッグトレーニングが【社会化】なのです。

※飼い主が困ったと感じる行動のこと

↓犬同士が触れ合う写真

犬同士のコミュニケーション

大切なこと

社会化≠犬と遊ばせる 社会化≠フレンドリー

【社会化】と聞くと、どうしても犬同士フレンドリーに遊べることといったイメージが思い浮かびやすいかもしれません。

しかしこの【社会化】で最も重要なゴールは、新しい物事に出くわしても柔軟に対応できる心の器を広げてあげること。

例えば初めて出会う犬に過度に恐怖心を抱いたり、過度に興奮することなく過ごせたり、初めて聞いた音があったとしても「今まで色々な経験をしたから、初めて聞く音だけど大丈夫!」とドンと構えることができる成犬になるのです。

この心の器を広げるための【社会化】は、その犬の運命を左右すると言っても過言ではありません。

心の器が大きければ、刺激を受け入れることができるが、器が小さい状態だと受け入れられる出来事が少なくなってしまう。

社会化に適した時期

黄金期は生後3〜12週齢

【社会化】に適した時期は一般的に生後3〜12週齢と言われており、この時期は社会化期と呼ばれます。
社会化期は恐怖心よりも好奇心が高い時期であることから、初めての物事に恐怖心を抱きにくく初めての物事にも慣れやすいという特徴があります。

このことから、犬を迎えたらなるべく早く【社会化】を行いましょう。

生後13週齢以降の場合はどうなるの?

愛犬を迎えた時「すでに生後12週齢を過ぎてしまっていた」といったこともあるでしょう。
しかし、「社会化期を過ぎてしまったからもうだめなんだ…」と諦めないでください!

【社会化】は1歳過ぎまで継続することが望ましいと言われています。

ただし生後13週齢以降は好奇心よりも恐怖心が徐々に高くなってくる時期ですので、犬の様子をよく観察しながら、モチベーションとなるものを使いながら、犬に合わせた【社会化】を行なっていきましょう。

子犬の社会化期のイメージグラフ

社会化として行うべきこと

人に慣らす

人慣れ

様々な人からおやつをあげてもらったり、優しく触れ合ったりしてもらいましょう。
繰り返し慣らすことで、人に対して良い印象を持てるようになります。

特にご家族以外の老若男女をはじめ、帽子を被っている方、杖をついている方、サングラスをかけている方、工事現場の方と日常で出会う「様々な人」に慣らすことが重要です。

犬に慣らす

犬慣れの様子

基本的に子犬は同胎の犬とコミュニケーションをとることで、犬語(ボディランゲージ)や犬同士の関わり方を学びます。家族として犬を迎えた場合は、近い月齢の犬や子育て経験のある犬、または他の犬と上手に触れ合える犬と交流を持たせることで、学ぶことができます。

特にこの犬に慣らす社会化を行う場合、ドッグランなどの不特定多数の犬が集まる場所で行うことは、ネガティブな経験をしてしまう可能性も高いため、1頭1頭性格を把握されている犬の保育園や幼稚園などのドッグトレーナーがいる環境下での【社会化】をお勧めします。

環境に慣らす

環境にならす

人間にとって馴染みあるものでも、子犬にとっては初めて見るもの・体験することばかり。

  • 掃除機が大きな音を出したり、縦横無尽に動く
  • 動物病院の診察台や獣医師に触られること
  • 自宅に来客が来ること
  • 電車を見たり、聞こえる走行音
  • 雷や花火などの突発的な大きな音

このような犬が人間社会で過ごす上で出会うであろう考えつく限りの出来事に、おやつなどを使い慣らしてあげる必要があります。

社会化の注意点

ワクチン接種前は抱っこで

犬を迎えたタイミングによってはワクチン接種が完了していないこともあると思います。そんな時は、クレートやキャリー、スリングなどに入った状態や抱っこでお散歩に連れていき、お外の刺激に慣れ親しませる【社会化】を行うことがおすすめです。

段階的に慣らす・無理させないこと

犬にも1頭1頭個性があり、恐怖の感じ方にも違いがあります。その犬の様子を見ながら的確に【社会化】を行いましょう。

そしてトラウマにならないよう取り組むことが重要ですから、犬が「いやだな…」「ちょっと(いやなことを)回避したいな」と思う仕草をしたら、その刺激よりも低いレベルの刺激から【社会化】します。何よりも犬に無理をさせないことが大切です。

愛犬のモチベーションとなるものを使う

【社会化】はただ単純に体験させるだけではとても勿体無いもの。その犬にとってモチベーションとなる「おやつ」や「撫でられること(心地よさ)」「安心できること」などを使って効率よく行いましょう。

愛犬のモチベーションとなる関わり方を知っておくことで、今後のトレーニングにも役立ちます。

社会化は愛犬の幸せを願うからこそ取り組もう

愛犬と一生一緒に暮らすために

これから始まる愛犬とご家族の時間。愛犬がストレスなく、あなたと一緒に楽しく過ごせるように、我が子同然の愛犬にたくさんの寄り添った【社会化】を経験させてあげてくださいね。

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成犬も犬のしつけあきらめないで!

成犬の問題行動も改善できます

社会化は子犬のうちに行ってあげることがとっても大切です。

でも成犬になったら社会化やトレーニングはできないかというとそんなことはありません。
子犬よりは時間がかかるかもしれませんが、
根気よくトレーニングすれば少しづつ変化が見えてくるはずです。

たとえば、他の犬に吠えてしまう子について考えてみても、

「挨拶の仕方がわからない」
「リードをひっぱっているから興奮してしまう」
「犬と遊びたい」

など、様々な理由があります。

ワンちゃんの気持ちをしっかり読み取ってあげて、正しい接し方を教えてあげると
上手に挨拶のできるワンちゃんになってくれることもあります!

成犬だからとあきらめる前に、飼い主様も一緒にもう一歩前に踏み出してみませんか。
プレイボゥでは子犬だけでなく成犬のトレーニングも多く取り組んでいます。
犬の保育園で他のワンちゃんに馴染めない子でも、
出張ドッグトレーニングでプレイボゥのトレーニングを受けることができます。

たとえば、他の犬に吠えてしまう子について考えてみても、

「挨拶の仕方がわからない」
「リードをひっぱっているから興奮してしまう」
「犬と遊びたい」

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ワンちゃんの気持ちをしっかり読み取ってあげて、正しい接し方を教えてあげると、
上手に挨拶のできるワンちゃんになってくれることもあります!

グレーチングになれる練習
苦手を克服するトレーニング

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